男性型脱毛症(AGA)治療薬

1)デュタステリド(商品名:ザガーロ)
2016年6月発売の一番新しい男性型脱毛症治療内服薬です。処方には医療機関を受診する必要があり保険は効きません。成人男性しか使用できません。プロペシアと作用機序は同じで男性ホルモン合成を阻害しますが、効果は1.5倍以上とされています。その分副作用としての、勃起不全・性欲減退・女性化乳房・肝機能異常などがプロペシアよりやや多いとされています。1日1回、半年以上の服用が必要で効果が出ても内服を続けないと効果が持続しません。内服中は前立腺癌検査のPSA値を下げるので注意が必要です。また爪白癬の内服パルス療法中やエイズ内服治療中の人は濃度が上がりやすいので併用時は注意が必要です。内服を止めても血中濃度が下がるのが遅いので内服中止後6ヶ月間は検血を控えてください。肝機能異常発見のため健康診断は必ず受けてください。
2)フィナステリド(商品名:プロペシア)
以前より使用中の男性型脱毛症治療内服薬です。処方には医療機関を受診する必要があり、保険は効きません。成人男性しか使用できません。副作用として、勃起不全・性欲減退・女性化乳房・肝機能異常などがありますが1%以下です。1日1回、半年以上の服用が必要で効果が出ても内服を続けないと効果が持続しません。内服中は前立腺癌検査のPSA値を下げるので注意が必要です。内服を止めると血中濃度は早く下がるのですが念のため検血は内服中止後1ヶ月間控えてください。肝機能異常発見のため健康診断は必ず受けてください。
なおプロペシアにはジェネリック薬もあります。
3)ミノキシジル(商品名:リアップ)
以前より使用中の男性型脱毛症治療外用薬で1日2回頭皮に塗布します。医療機関を受診する必要はなく薬局で買えます。作用機序は血管拡張による頭皮の血行改善で上記内服薬と併用もできます。やはり続けないと効果は持続しません。内服薬もありますが日本では未発売です。