レーザー治療について

CO2レーザーは水に吸収されて熱を出し、ほくろ、頸部軟線維腫(首の老人いぼ)、汗管腫などを治療します。耳鼻科では下鼻甲介に照射しアレルギー性鼻炎の症状特に鼻づまりを治療します。
Qスイッチルビーレーザーはメラニンなど茶や黒・青系色素に特異的に吸収され、Qスイッチと照射時間が極端に短いため正常皮膚の障害が少ないのが特徴です。しみや刺青、茶・青系のあざなどを治療します。
アレキサンドライトレーザーもメラニンに吸収され、照射時に冷却ガスを吹き付けて皮膚を保護するためやけどにならず痛みも少ないのが特徴です。もっぱら脱毛でそばかすも治療します。
YAGレーザーは色特異性はありませんが波長が長く深部にまで到達し、黒くない毛や産毛の脱毛も可能で、やはり冷却ガスを使用しますので痛みも少なくてすみます。またリフトアップレーザーとして皮膚の再生を促して弾力を回復し、若返り効果やしわの治療が期待できます。
色素レーザーはヘモグロビンに吸収され血管を破壊して効果を表し、赤あざや赤ら顔、ニキビなど赤みのある疾患が治療できます。やはり冷却ガスで冷やすので痛みが少なく紫斑ができにくいのが特徴です。
照射後は洗顔・入浴やお化粧も可能です。ほくろやしみの照射部には肌色の貼付剤を貼ってもらいます。ほくろは2週しみは1週で治り貼付剤が取れると照射部が赤くなっています。ほくろは元より広めに照射しますが、この方が陥凹が目立たずきれいに治ります。この後はサンスクリーン剤を使用します。照射後の日よけは重要で、これを怠るとせっかく治療した部位に色素沈着してしまいます。日よけはこの赤みが取れる照射後3~6ヶ月間続けてください。しみの場合の効果はメラニンの量や深さ、肌質により異なります。照射後には指示通りハイドロキノンを再発予防に、またビタミンC誘導体ローション(VC Lotion)やトラネキサム酸とビタミンC・Eの内服、保湿剤などをご使用ください。
軟線維腫や汗管腫の場合照射部は小さいので軟膏を塗布します。照射部は1週で治り、同じく赤みが取れる照射後3~6ヶ月間日よけを続けてください。徐々に白くなり周囲の皮膚ともなじんでやや陥凹した軽いニキビの痕のような感じで目立たなくなります。
脱毛レーザーの場合は前日に剃毛し、毛根の周期に合わせ1~1.5ヶ月おきに数回照射します。お得なフリーパスもございます。
リフトアップレーザーやレーザートーニングの場合は日よけを行いますが、ダウンタイムはありません。
アレルギー性鼻炎では、鼻内に麻酔ガーゼを挿入して照射します。照射後1週ほど鼻内が腫れてつらいですが徐々に収縮して鼻閉が軽快し鼻汁も減少します。症状が出る2~4週前に照射すると一番効果的です。薬物療法ができない妊婦さんなどにもうってつけです。
いずれの場合も予約時には説明用紙とクリニカルパスをお渡ししますので、よくお読みください。鼻レーザーと血管腫など以外は自費治療となります。
自費料金は院内掲示か当院ホームページでご確認ください。